パペットは組織の問題解決にも活用できるでしょうか?
今月、ある組織に招かれて、部署ごとにリストアップされた問題を
その部署の担当者から、次から次へと相談されました。
たくさんの問題を提示されて、すべての問題の解決策を提示することを
求められたのです。
私は、しばらく考えて、これらの解決策は、
私から提示するよりも、パペットを活用したパペットカウンセリングによって
それぞれが自分のパペット(無意識)から答えを得たほうがいいと思ったので、
その場で、パペットカウンセリングをレクチャーしながら実践しました。
最初は、いつものようにそれぞれに解決したい問題を選んでもらって、
6つのステップを説明しながら行っていきました。
実践しているうちに、沢山の問題よりも、一番気になっている一つの問題を
みんなが解決したいと思っていることに気がつきました。
そこで途中からは、全員で同じ問題についてパペットと対話しながら
それぞれが導き出したことを、ひとりひとりシェアしていくというスタイルで
行うようにしました。
すると、新しい発見と深い気づきにつながり、パペットカウンセリングは
さらに大きく発展することとなりました。
そのプロセスは次のように行っていきます。
1.問題についてそれぞれが思っていることを、自分のパペットの口でかたってもらい、
パペットの言葉を聞いてみることによって、問題を客観的に眺めます。
2.問題と思っているそのことに、肯定的な意図があるとすればそれは何かを考えてみます。
◆ ここでは、問題行動をしている本人は、この問題を引き起こすことによって
何を得ようとしているのか?
◇ このことを問題と感じている自分自身は、この問題を持つことによって、
何を得ているのか?
3.本当はどうしたかったのか?本当はどうしたいのか?
◆ 問題行動を起こしている本人は、本当はどうしたかったのか?
◇ 自分自身は、この問題について、本当はどのように取り組んでみたいのか?
4.3で見つけた「相手の本当に求めていること」をふまえて、
「自分の本当に求めていること」を実現するために、できることは何か?3つ以上挙げる
この4つのプロセスを、全員で行い、出てきたことをシェアしたとき、
今までは気づかなかった深い気づきに到達し、問題の本質と向き合い、
そして、心の底から求めていた答えにたどりつくことができました。
それは、今まで問題を多くもたらした相手は、
本当はもっと認めて欲しいのではないかということや
その気持ちがエスカレートして、みんなが苦手になるくらいの行動に
でてしまっているのではないかということ、
今までは逃げるようになるべく関わらないようにしてきたことが
結果的には、更なる行動へと相手を駆り立ててしまっていたこと
などに気づき、逃げるのではなく、
できるところから、相手を認める働きかけをしていこう
という決意にいたったのです。
これは、これまでの考えや行動を見つめなおし、
もっと深いコアな自分が求めていたことを
行動レベルでの解決策にたどりついたともいえます。
今までは、モンモンとしていた悩みでしたが、
この体験をさかいに、新しい気づきと発見とともに、
気持ちが切り替わり、スッキリしながら
新しい展開に結びつく結果となりました。
新しいパペットの可能性に気づき、新しい展開に
私はとてもウキウキしています。
今回は、パペットカウンセリングと一緒に、ストロークのレクチャーをしたことも
深い気づきにつながった要因だったと思います。
そして、もっと多くの人たちにもこの体験を広めたくなりました。
パペットが、次はどんな幸せを運んできてくれるのか
私自身も楽しみにしています。
みなさんも、機会があったら試してみてくださいね。



